アフリカマイマイに気をつけろ

危険な寄生虫がいる外来種


沖縄県外のみなさん、アフリカマイマイって知っていますか?
名前からカタツムリなのは想像がつくと思いますが、こいつはカタツムリのイメージを壊すほどのかなり危険なやつです。
沖縄県内には本当にポピュラーに生息しているので、見かけても触らないようにしてください。
なぜなら死亡者が出るほどの危険な寄生虫(人にも棲みつく)がいるんです!

世界最大級のカタツムリ

まずビジュアルがヤバいです。
とても大きいです。
当然その殻も大きいので、野原などには巨大な殻がごろごろと転がっています。沖縄の大きいヤドカリはよくこの殻を住みかにするので海岸近くで見たら間違えて手に取ってしまいそうです。
自治体でも駆除はしているのですが、繁殖力が大きくて壊滅にはいたっていないようです。
昔マイアミ州で子供が旅先から連れてきた3匹のアフリカマイマイが7年後に18,000匹に増えたという例があります。
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写真:Academy of Natural Sciences

まさかの食用目的で輸入された外来種

名称が難しくてよく分からないのですが、広東住血線虫という好酸球性髄膜脳炎の原因となる寄生虫がいるのがヤバいです。
アフリカマイマイに触れなくても、這った跡に触っても、這った跡の野菜を生で食べても危険なので、そう考えると沖縄では無農薬栽培も善し悪しです。
でもどうしてこんな危険生物が沖縄にいるのかというと、昭和初期に食用目的で海外から持ち込まれたものだそうです。
現在では植物防疫法により有害動物指定を受けていて、外国でも一部の国で有害動物として移動に制限があるようです。世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれています。
ただ、カタツムリを食べる文化のある国ではアフリカマイマイも食用として今でも飼育され、加工されて缶詰で輸出もされているので、もしかしたら我々もお店で入手して食べられるかもしれません。
もし沖縄に来られる際はハブだけでなくアフリカマイマイにも気をつけてください。
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[ アフリカマイマイに気をつけろ ]blog, , , 2016/03/09 19:23