嘉手納基地が一望!
沖縄には道の駅がとてもたくさんあります。どの道の駅も趣向を凝らしていて個性豊かですが、その中でも嘉手納町の道の駅は嘉手納基地を売りにしている珍しいところです。
屋上から戦闘機の離着陸が見られる
ここの一番の売りは、道路を挟んで広がる米軍の嘉手納基地が屋上からバッチリ見渡せることです。あらためて上から眺めると本当に広いです。嘉手納基地が中央に陣取っているため、ぼくたち沖縄県民は何キロも基地の周りを迂回して反対側の町に移動しています。
基地をしばらく眺めていると、どこからか聞こえる大きな音。
なんとすぐ正面の滑走路で米軍の戦闘機が離着陸する様子を見ることができるのです! 高い壁を隔てたすぐ隣は交通量の多い道路。この非日常感。間近で見る戦闘機は空港で見る旅客機とはフォルムが断然違います。
戦闘機の種類によってはかなりうるさく、騒音を測るものもありました
お土産も米軍グッズがたくさん
だいたいの道の駅の売店は、通常その地域の特産品が並べられているのですが、ここには米海軍や米空軍のTシャツや模型がたくさん売られています。ついでに自衛隊のグッズも少し置いてあります。ちなみにぼくは先月内地に出張した時に、沖縄土産として米軍のマークの入ったTシャツやよだれかけやトートバッグに、兵隊の形をしたグミをここで買い込んで配りました。なかなかレアなのでとても喜ばれました。
売店の入り口に唐突にあるギャラリー
町の歴史を知る学習展示室
戦闘機がかっこいいとか、ただ基地があるのを楽しむだけでは道の駅かでなや嘉手納町を知ったことにはなりません。どうして今ここに他国の軍事基地があるのかも考える必要があります。3階には学習展示室があり、戦後の占領時代の嘉手納町の様子や歴史がわかる資料が展示されています。
道の駅かでなに寄った時は短い時間でもいいのでここも見学してみてください。